おっさんは伝えたいんです。

地方都市で新築した40代おっさんの備忘録です。ただただ書きたいことを書いていきます。

自由設計の罠

注文住宅=間取り・設備も予算の限りで自由自在。

 

しかし同じ注文住宅でも,自由度に違いがあるってご存知でしょうか。

 

これはローコストメーカーに特に多いと思いますので,ローコスト住宅を検討されている方は気をつけてください。

 

ローコストメーカー(以降メーカー)は基本的に【木造・在来工法】で【建売住宅】という商品をメインに取り扱うことが多いです。

 

そのため,メーカーでの自由設計は【建売住宅のパーツ】を【自由に】組み立てるような形になることが多いです。

 

これを【規格住宅】といいます。

 

この規格住宅は確かに自由設計のカテゴリーに入ります。だからメーカーも嘘をついたり,騙したりしている訳ではありません。

 

このことを理解・認識した上での規格住宅は決して悪ではありませんが,もし理解・認識しないで契約するとひたすら妥協しての新築になるかもしれません。

 

例えば,規格住宅では,何メートルごとに柱・壁を何本・何枚入れないと建物の強度が保てないという計算をしていることがあります。

 

どーんと遮るもののない広いリビングが欲しい人にとってこれはもう最悪です。


だって,壁か柱をリビングの途中に入れないと建てられないんですから。

 

もちろん今はワイヤー筋交や魅せる柱なんてのもあるので,以前より数段おしゃれになっていますが,それでもやっぱり気になります。

 

繰り返しますが,規格住宅自体は決して悪いものではありません。ただ,できることが少ないため,思ったより自由度は低いというものです。

 

ちなみに【鉄骨造】であれば,規格住宅でも自由度は高めです。