賃貸派にも関わらず購入した私としては,今も基本は【賃貸派】です。
ただ,どうしても買いたいならいくつか条件を満たす必要はあります。
20年後の換価可能性,災害リスク,返済条件,治安 諸々。
その内の【災害リスク】については,1月の震災を受けて,改めて考えている人が多いと思います。
ただ,私は【地震自体】を【災害リスク】としては考えてはいません。
いや,地震が災害なのは間違いないんですが,地震って今の科学では予知できない,つまり事前に身の安全が図れないんでしょ?
予知できない災害はもう「明日,巨大隕石落ちるかも」と同じです。
私が思う【災害リスク】はもっと予知ができるもの,かつ,毎年のように発生するものなんです。
洪水,土砂崩れ,豪雪,津波,高潮,液状化,大火災の延焼可能性 等
これらは気合入れて調べれば大抵わかるので,できる限り避けるべきです。
あと,活断層。これも公表はされていますが,これはあくまで起点だと思うので,結局のところ日本にいる以上は避けようがないんじゃないでしょうか。
という訳で,家購入の際はあまり【絶対な安全】にこだわってはいけません。
実際【できる限りの安全】にこだわる位しかできないんです。
例えをぐっと身近にすると,普段から健康に気を付けてて,仕事後にジム通いしている人が,反射板付ベストを着て,イヤホンもしないで,交通ルールも遵守して自転車乗ってたけど,飲酒運転による交通事故に巻き込まれるようなもの。
そうなりたくはないが,そうなってしまうことがあるんです。残念ですが。
購入を考えている人達は,そういうもんだと思って検討した方がいいです。