今回の地震を含め思うのは,メディアで流れる動画のお宅は大体最初からモノがごちゃごちゃしているということ。
まあ,流す側としてはわかりやすいよね。
上から,横からモノが降って来るから。
いくら建物自体が自身に耐えても中があれじゃ大変よ。
東北震災・熊本震災の記憶も新しいことから,防災は浸透しているものとばかり思っていましたが,そうではないことに驚きました。
そして,防災意識を常に持っている人ってあんまりいないんだとも思いました。
私は3.11のあの日から仕事用リュックは防災リュックを兼ねています。
何度も自分なりの改良を加え,子供の成長に併せて毎年入替はしますが,基本的には今のモノになってから1年ちょい。
もちろんそこそこの重さにはなりますが,運動の一種と考えています。
そんな私がみた能登震災以降の今日の街ゆくサラリーマンたち。
スーツに革靴,ロングコートにブリーフケース。
私が3.11以降に捨てたものを身にまとい,出勤している人の多さよ。
いつまでそうなのさ。
会社に備えがあるから。って通勤途中で被災したらどうすんのさ。
なんだろう,自分が通勤しているときは災害は起きないって思っているのか?
いや,わかるよ毎日そこそこ重いリュックを背負うのはバカバカしいって。
たまに自分でも思うよ。俺,なんで毎日これ持ってんだろうって。
でもさ,やっぱり震災はこっちの都合なんかまったく無視なんだって。
1月1日,これから寿司食いながらビール飲んでお笑い見ようと思っていたときにあんな地震来るなんて思ってないよ普通。
もうちょっとでいいから,もう少し意識しようよ。危ないってマジで。