別記事で「被害者」を責めるのは違う。と書きましたが,中には「責められるべき」被害者がいるのも事実です。
私は,被害神と呼んでいます。
そう,被害者は一夜にして「加害者に命令できる神」になるのです。
首が痛いから仕事ができない。保険では足りない分をお前が払え。
もう貴方には一生会いたくないから,明日中に県外に引越しして。
はやく元にもどせ。今,今すぐにだ。
いや,気持ちは痛いほどわかります。私も経験あるし,ほんと気持ちはわかる。
けど,無理だろ。
無理を承知で言ってんのか,無理を無理だとわからないで言っているのか。
どちらにしても,こうなった瞬間に被害者は被害神という邪神へ進化です。
古来から邪神を鎮めるには,生贄を捧げて,崇め奉る方法がとられています。
つまり被害神を鎮めるには,一生奴隷になって,尽くす方法しかありません。
・・・アホか。
加害者が誠心誠意,できる限度で対応してくれたのであれば,それが日本においては最大の補償でしょ。
海外では~なんて言う人には「ほんなら海外行け」で終了です。
もちろん,納得できたかと言われたら,そうで無い事の方が多いでしょう。
確かにしょうがないなんて割り切れないけど,もうしょうがないんです。
特に「命」が関係すると,もう・・・。
けど,解決以降の請求は,被害者ではなく単なる脅迫者になるだけです。
という訳で,もし進行形で被害神に苦しめられている人がいれば,早急にあらゆる手段(弁護士・裁判所・警察を連携させて)で封印を計画することをお勧めします。
そして自分が被害神になっているかもしれないと少しでも思う人は,それこそ「単なる脅迫者」になる可能性があるのを認識してください。