家って生き物だって知ってます?
私は知らないです。
よく「家も呼吸しないと死ぬ」とか言われてますけど,湿気・結露対策が不十分な家がたまにあるのは「家も水を飲まないと死ぬ」からなのでしょうか?
しかし,生き物ではないですが,もちろん変化はします。
その変化の1つがクロスの割れです。
引き渡しの際は,キレイにパリッとピシッと貼られている(はずの)クロスも3か月もすると角や継ぎ目に割れが見え始めます。
これはメーカーでも業者のせいでもありません。自然のせいです。
逆に角や継ぎ目以外の割れは業者のせいかもしれませんが
この現象をまったく起こさせないクロスの達人もなかにはいるでしょうが,メーカーに依頼した場合は職人の指定はたぶんできないので,ほとんどの場合は普通の職人さんが当たると思います。
なので,大体の方はこの割れ現象を体験すると思います。
ここで注意。
おそらく引渡後,メーカーでアフターフォローのようなことのために訪問してくれると思いますが,その際,むやみやたらにこの割れを指摘しないことです。
繰り返しますが,大体は自然現象です。
それを知らずに「手抜きだ」「慰謝料だ」などと喚くと恥ずかしいだけではなく,クレーマー対応されます。
まあ正直知っていても「初めてのクロス貼りでもあるまいし,なんかしら方法はあるだろ」とは思いますけど,それはぐっと飲みこんで,アフターフォローの一環で修正してもらう方が得策です。