おっさんは伝えたいんです。

地方都市で新築した40代おっさんの備忘録です。ただただ書きたいことを書いていきます。

建築現場の見学

メーカーによっては予約制のところもあるらしいですが,基本的には自由に行ってもらって大丈夫と言われると思います。

 

私は職場が近いこともあり,頻繁に現場は見学しました。

 

ちなみに差入は不要と言われていますが,持っていくと普通に喜ばれます。

 

あと資材が散逸しているので怪我したり,邪魔にならないように注意です。

 

私は,基礎~棟上げ~外壁~内装~外構 と全部の工程を見学しました。

 

よく「見学することで手抜き工事の可能性が減る」なんて言われますが,確かに可能性は減るかもしれませんが,そもそも手抜き工事=仕事を失うなので,見学しなくたってちゃんとした建物は立ちますよ。

 

じゃあ何故見学するのか。

 

それは,興味と確認です。

 

興味はまあいいとして,確認とはどういう意味かというと,手抜き工事云々ではなく図面通りに物事が進んでいるかどうかです。

 

ウチで実際にあったのはこんなことです(他にもいくつかありましたが)

①クロスの色・柄が違っていた

②照明器具の取り付け位置がずれていた

③玄関モニターの設置位置がずれていた

 

これ,完成してからの修正だと面倒です。壁がつぎはぎだらけになります。更に程度によっては引渡が延期,又は新居引越し後の修正になります。

 

ただ,これは全部が全部メーカーや職人のミス・手抜きではないんです。

(もちろんミスの箇所もあります。人間のやることですので)

 

これは,図面と職人と注文者の【イメージのずれ】なんです。

 

図面の実現は例えるなら「連想ゲーム」です。

 

このイメージのずれは「口うるさい」「細かい」と思われることになったとしても,早め早めに修正することが結果的には自分のためにもメーカー・職人のためにもなります。