地方ではイトーヨーカドーが中ランクの小売店であることが多い。
独断と偏見では
上 成城石井的な高級小売り (地方でもある)
中 イトーヨーカドー (地方ならある)
下 イオン・地場スーパー (どこでもある)
こんな認識なんだけど,どうなんだろう。
この中ランクの王,イトーヨーカドーが一部の地方から撤退する。
生鮮中心のスーパーと百貨店では扱う商品種類が違うので一概に比較はできないけど,食料品・日用品だけで比較しても,ヨーカドーはイオンとかより質が高いもの・珍しいものを置いてあることが多い。
そして当然その分値段も若干高い。
これをある程度コンスタントに買えるのが中流家庭だと思う。
しかし,貧富の2極化が顕著になってきた現在,それができる層が極端に減ったからこそのヨーカドー撤退だろう。
撤退の要因はもう1つ。
セブンプレミアム商品がヨーカドーとセブンで同じ値段であること。
これは正直ヨーカドーに行く理由が減る。
副菜やパンはセブンプレミアムのものが出来がいいと思うので買うことが多いが,ヨーカドーとセブンで種類も値段も一緒であれば,主生鮮は地場スーパー,副菜類は必要なときにセブンでという買い方になってくる。
少なくともウチはこんな買い方になった。
ヨーカドー撤退になんの寂しさも感じないのはセブンのせいという皮肉。
今回の撤退劇を分析し,今後もヨーカドーには中ランクの王として君臨し続けてほしいものです。