おっさんは伝えたいんです。

地方都市で新築した40代おっさんの備忘録です。ただただ書きたいことを書いていきます。

そもそも新築するときって

土地を決めてから,ハウスメーカー選びだ。と考えている人いませんか。

 

私も当たり前のようにそう考えていましたが,現実は異なりました。

 

他記事で私は土地探しに「メーカーと提携している不動産屋」に地上げさせた。と書きました。

 

つまり【メーカーと先に建築請負契約してから】土地を探したんです。

 

それ,おかしくない?と思った方。当然だと思います。

 

だって,建物の金額決めてないと契約なんてできないじゃない。と

 

でも新築業界?では慣習として行われているようです。

(この慣習はおかしいと動画をあげている建築関係者もおられます)

 

この契約形態は,「これオプションなの?」とか「これ標準じゃないの?」等と思っていたのと違う事態に陥ることが可能性としてあり,実際に思っていたものにするために予算がかなりオーバーするなんてことも十分あり得ます。

 

実際,予算オーバーしちゃった人はこれにハマった人もいると思います。

 

でも,実はある程度事前に対処する方法はあります。

 

最近はメーカー側で「〇〇の家」「〇〇ハウス」など商品名を付け,標準仕様をパンフレット等に記載していますが,これは家全体からみると1割から2割の記載に過ぎないため,もっと詳しい仕様を契約前に開示させることで,思っていたのと違う事態に陥る可能性が低くなります。

 

つまり,契約の時点ではある程度の標準仕様と予算が決められるのです。

 

こうしておけば,建築費用がどんどん上がるなんてことはある程度防げます。

 

ちなみに理想は,⑴メーカーは決めるが請負契約は保留。⑵一緒になって土地を決める。⑶土地に沿った図面を作成し,仕様を確認して請負契約。ですよ。

 

でも現実問題として,いつ土地が決まるかわからない人にメーカーは付き合いきれません。というか仮に自分がメーカー側なら付き合いきれないでしょ。

 

だから,今後も請負契約先行の慣習は続くと思います。